抗うつ薬は飲むべきか?

投稿者: | 2018-05-04
Pocket
LINEで送る

「心の不調」を訴えて「心療内科」にかかると、医師よりまず薬を処方されます。

「うつ病」等であれば「抗うつ薬」になるでしょう。場合によって「抗不安薬」「睡眠導入剤」の処方がある場合もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、この「抗うつ薬」の服用について賛否があります。

インターネット等で情報検索すると、いろいろな情報が出てきますが、以下の2点に集約されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

1、「抗うつ薬」等は副作用も多く、また一度使用するとその後もずっと使用しなくてはならない。薬以外に治療方法があるので、その方法で治療したほうが良い。

  ・ 食事 ・ 運動 ・ 旅行 ・ 規則正しい生活 ・ 朝日を浴びる等

 

2、病院で処方された「抗うつ薬」を医師の指示通り飲むことが大切。少し良くなったからと言って、自己判断でやめたりしない。

 

薬剤治療賛成派と否定派に大きく分かれます。

 

では、どちらが正解なのでしょうか?

答えは、どちらも正解です。

 

 

それでは、答えにならないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

私が15年間で実体験した事も含め、書籍等で得た知識等も織り交ぜて簡単に説明したいと思います。

※尚、最終的な判断はあくまで専門医の判断が基本になりますので、参考情報程度で見てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1、薬は飲まないほうがよく、別の方法を実施する場合

① 「うつ症状」が比較的軽く、また発症が初めての場合

② 「うつ症状」の原因が仕事の多忙さであったり、職場の人間関係であったりした場合であって、1週間程度休むなどして、その原因からしばらく離れることが可能な場合

 

理由

「うつ状態」が軽い場合は、とりあえずその原因となった「ストレス」から一時的に離れてみることが大切です。

例えば、ストレス原因が「仕事」や職場の「人間関係」であれば、ストレスでがんじがらめになっている自分を一旦解放してあげることが大切です。

具体的には、1週間ほど休みをとって「旅行に行く」「好きな趣味に没頭する」

出かける元気がなければ「家でぼーっとする」ことで気分転換を図ることです。

一旦、仕事の事は忘れ完全に自然の流れに身をまかせてみて様子をみましょう。

 

「抗うつ剤」を使用する場合、飲み始めて2週間~1か月たってから薬の効果が表れてきます。飲み始めた場合、症状が治まってもすぐに飲むのをやめる事は厳禁で、症状がぶり返したり、かえってひどくなったりします。最初は、薬に強い抵抗を示す方もいらっしゃいます。その時は、上記のように休養してしばらく様子を診るのも一つの方法です。

 

 

 

 

 

 

 

 

2.薬物療法をした方がいい理由

① 「うつ症状」が比較的重く、ある程度長期間(1か月程度)続いている場合。

② 仕事をしており、今の仕事を休むことや、配置転換してもらうことが、到底不可能な状況である場合。とにかく、少しでも早く楽になりたい。(ただ、焦りは禁物)

③ 過去にも発症しており、「再発」した場合。

 

理由

中、重症度の「うつ症状」の場合は自力で治すのは無理が生じます。また、辛い状況で長期間過ごすこととなり、心理的にとても辛い状況に落ち込んでしまします。ここは、「薬」の力を借りて病気を治すことが賢明です。

 

通常「抗うつ剤」は飲み始めから2週間~1か月程度して体に作用し効きはじめます。

昔と違い、今は比較的副作用の少ない「SSRI,SNRI,NaSSA」という種類の薬が主流になっていますので、医師の処方通り服用してみます。

大切なことは、ずっと継続して飲み続けるということです。体調がよくなったので、自己判断でやめない事です。症状がよくなってもしばらく飲み続けることで、病気を「寛解」させ再発を防ぎます。途中で服用をやめるとすぐに「再発」の危険があります。

医師とのコミニュケーションが大切です。

 

 

 

 

 

 

 

「抗うつ薬」で同じSSRIの仲間でも、何種類か薬があり合う合わないの個人差があります。その人に合わないと医師が判断したら、違う薬にチェンジします。

薬はチェンジするときも、医師の判断で服用をやめる時も、徐々に量を減らしていきます。今まで4錠飲んでいたものを、翌日から0にするのではなく、3、2,1錠と期間を開けて量を減らしていきます。

服用を急に止めると、減薬症状(断薬症状)が現れ気分の不調、ふらつき、めまい、頭痛等、体調がすこぶる悪くなるので、少しずつ減らすことが大切です。

 

アルコール摂取について

 

 

 

 

 

 

 

最後に、「抗うつ剤」服用時はアルコール摂取は控えたほうがいいです。

「気分転換にいいか」と飲みたいところですが、アルコールは薬の副作用を増強させたり、「うつ病」の治りを遅くしたりします。

「うつ病」時のアルコール摂取は、「アルコール依存症」も併発しかねないので、できるだけ我慢しましょう。

 

「うつ病」は必ず良くなります。治療期間が長くなる時もありますが、決して焦らずゆっくりと休養してください。それが、あなたの「仕事」です。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です