心療内科と精神科の探し方

投稿者: | 2018-04-24
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あなたが万が一、「うつ病」らしき症状が出てきて、体の不調が現れその状態が数週間とか1か月とか継続している場合は、心療内科もしくは、精神科のクリニックを受診することをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心の不調は、嫌なことがあったり仕事が忙しくて休みが十分取れなくて無理をしたときに現れます。健常者であれば、1~3日休んでゆっくりすれば調子が元通りに回復しますが、休んでも心が沈んだ状態が続くようであれば、「心療内科」への受診をお勧めします。

 

◇ うつ病にかかりやすい人

「うつ病」にかかる人は、まじめで、責任感が強い人が多いので、体の不調を感じても忙しい仕事を頑張ってしまいます。日頃からよく動き回り、何でも自分でやってしまう人、気持ちがやさしい人に多い傾向です。

そのため、慢性的に忙しい仕事であったり、責任の重い仕事であったりしたときに、自分で仕事を抱え込み、自分の仕事なので期待に応えよう、ちゃんと責任を果たそうと頑張ります。

特にハードな仕事や長時間労働が続く時があります。この状態が短期間ならいいのですが、恒常的に忙しいとか責任が重い仕事を引き受けたりすると、心と体に過度にストレスがかかってきます。

 

 

 

 

 

 

そして、限界まできた時にあなたの心が「ギブアップ宣言」をします。脳が強制的にヤル気や集中力や行動する気持ちをゼロにしてしまうのです。「あなた、このままじゃダメだから強制的に休みなさい!」と言って、あなたの考え方に強制的にストップをかけるのです。

 

樹木でたとえると、ストレスという強風の中で耐えて耐えて、大きく揺れていた樹木もついには限界がきて、「ボキッ!」と幹から折れてしまう現象に似ています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで来ると、ゆっくり休むだけでは心身の回復が自力でできなくなります。回復への手助けとして、クリニックで診察を受け投薬治療を受けることが賢明です。

 

 

◇ 「心療内科」と「精神科」 どちらを受診するの?

クリニックや病院探しの時に疑問になるのが、何科を受診すればよいかです。

関係する科は、「心療内科」と「精神科」があります。二つの違いは以下のとおりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇ 心療内科

ストレスからくる頭痛、腹痛、めまい、不眠、動悸、過呼吸、倦怠感、発汗、食欲不振等、不登校、出社拒否、過敏性腸症候群、自律神経失調症など様々な症状が対象になります。

具体的に体に症状が出てきた場合に受診します。わかりやすく言うと「心のケアをしながら、体の不調状態も治す」ことを目的にしています。「内科」の領域でありますが、内科的な症状が、「ストレス」によっておこった場合に受診します。あくまで、「内科」の一部と考えた方がいいでしょう。

また、「精神科」受診というと心理的に抵抗があるために「心療内科」を標ぼうしているクリニックもあります。

「心療内科」であっても、「抗うつ剤」であるSSRIやSNRIと呼ばれる薬剤が処方される場合があります。

最初は「心療内科」を受診していたものの、症状が重い場合「精神科」を紹介される事も少なからずあります。

 

 

 

 

 

 

 

◇ 精神科(神経科・精神神経科)

病気の発症は同じく「ストレス」からですが、「うつ病」「躁うつ病」「アルコール依存症」「統合失調症」など、心の状態に重心を置き治療を行います。「心療内科」よりも重い症状の時は、より専門的な精神科医がいる精神科を受診するとよいでしょう。

症状として、イライラ、うつ病、強迫性障害、双極性障害、摂食障害、統合失調症、薬物障害、パニック障害、不安神経症、PTCD、認知症とかがあります。

 

また、医師についても「心療内科」の医師は「内科医」であることが多いですが、「精神科」では専門の「精神科医」が診療にあたっています。

「精神科」であっても、「○○クリニック」とかの名前であるところもありますので、心理的には抵抗なく受診できると思います。

また、専門の精神科の場合は総合病院(大病院)と同じように医師の紹介状が必要な場合があります。事前に電話して確認してみてください。

病状がより重篤な方であれば、入院施設のある病院もあります。

 

 

 

 

 

◇ 神経内科

「パーキソン病、脳梗塞、手足の麻痺やふるえなど、脳や脊椎、神経、筋肉の病気を見る内科です。精神的な病気を診ているわけではありません。

よって、こちらは受診対象外と判断していいでしょう。

 

 

 

◇ クリニックの場所を選ぶ

 

 

 

 

 

 

主にネットで探すと効率よく探せます。

一番重視すべきはクリニックの場所です。自宅・勤務先から通いやすい所を選びます。

風邪とかと違い、「うつ病」はある程度長い間通院する必要があります。

それでなくとも、やる気がなく行動力もなくなっています。遠い場所だと、通院するだけで大変です。なるたけ近い場所がいいでしょう。

 

また、あなたと医師の相性があります。どうしても相性が合わない医師にあたった場合、その時は転院してもいいと思います。

心に留めておいてほしいのですが、最初から相性があう医師と出会う確率は少ないでしょう。転院しても、自分のイメージにピッタリくる医師に出会うことは、あまりありません。

 

あちこちの病院を回ることを「ドクターショッピング」と呼びます。私自身も何度か病院をグルグル回りました。いざ、クリニックに行っても「もっといいところがあるはず」と思ってしまうのです。ある程度のところで妥協することも必要です。

 

大切なことは、あなたの病気を治すためには、クリニックを決めて担当医が決まることです。治療にはある程度の時間が必要です。

 

病状は必ず好転しますので、焦らずじっくりと構えて診察に臨みましょう。

 

 

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