彼のオートバイ 彼女の島

投稿者: | 2019-02-11
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原作・片岡義男 監督・大林宜彦 青春映画の名作

この映画の主演は原田貴和子さん(原田知世さんの実姉)演じる白石美代子。彼女の自由闊達で明るい性格が、次第に竹内力演じる橋本巧(はしもと こう)の心を魅了していくストーリです。

原田貴和子さんの可愛らしさと艶やかさが画面から常時伝わってくる作品。
可愛らしい少女を演じさせる大林宜彦氏の技量に感心する映画である。(妹の原田知世さんは純粋な透明感のある少女だが、姉の原田貴和子さんは大人びた少し色気のある女性である。)

出てくるオートバイは?

竹内力さんも若い頃はとてもさわやかな印象である。
この映画で登場するバイクは「KAWASAKIの650RS W‐3」
当時人気の車種で、男を感じさせるバイクです。

ちなみに、このバイクの当時のキャッチコピーは
漂う男の体臭。伝統のロードスター」です。
今の時代にマッチするコピーかどうかは別にして、なるほど!と思うキャッチコピーですね。

映画の中で、巧やミーヨがこのバイクのガソリンタンクに身をかぶせて、バイクを体で感じるシーンがありますが、ともにバイクに官能的な魅力を感じている行動ともいえます。

ストーリーの中では、東京と広島県の瀬戸内海の島を舞台にした映画です。
バイクを愛する人にとっては、都会と違った海が見える島の道は一度はバイクで走ってみたいシチュエーションではないでしょうか。

ストーリー

音楽大学に通いながら、プレスライダー(報道記事のバイク便)のアルバイトをしている橋本巧(竹内力)は、ある日恋人・冬美(渡辺典子)の兄で先輩ライダーの沢田(三浦友和)から妹との関係にけじめをつけるように迫られた。

心の整理をつけるべく一人長野県にツーリングに出かけた巧はそこで、不思議な女性、ミーヨこと白石美代子(原田貴和子)に出会い、心惹かれる。そして、二人はひなびた温泉宿で再会・・・

東京に戻った巧は、沢田から決闘の申し込みを受け・・・。

これから先はネタバラシになりますので、詳しい説明はストップしますね(笑)
ストーリーの中では、常にバイクを介して二人の恋愛が深まる様子が描かれています。

この映画は1986年4月に上映されたものですが、そのほとんどがモノクロ映像となっており、カラー映像となっているのは、ほんの一部です。
これは時代が古いわけではなく、このストーリーを描く上で大林宜彦監督がわざと演出している技法なのでしょう。

「彼女の島」は瀬戸内の島(原作では岡山県笠岡市の白石島となっているが、映画では広島県の岩子島でロケを行っている)という設定になっており、ある意味で大林監督の「尾道映画」とも近い位置づけといえる。作品中で原田はヌードを披露している。撮影場所は群馬県にある法師温泉の長寿館の浴室である。

Wikipediaより http://bit.ly/2Ds9vSt

オートバイが好きな人は特にこの作品を観ると再度オートバイの魅力を感じると思います。また、女性ライダーの方も一見の価値ありです。

監督の大林宜彦氏の魅力がにじみ出る作品であり、自分が青春時代に引き戻される錯覚に陥る映画です。
オートバイに乗っている人には、特に一度鑑賞をお勧めする作品です。
心が洗われます。

DVD

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